2025・2・27ライブ動画(吉野敏明チャンネル)
『激増する頭痛、5年でなんと1.7倍も患者数増加。頭痛の真の原因と対策は?』
さて、興味深いお話だなと思ったので、
AIを使いながらまとめてみた。
よしりんのお話とあってるかなぁ?
頭痛患者が急増!その原因と本当の対策は?
近年、頭痛に悩む人が急増している。
この5年で頭痛の患者数は1.7倍に増加している。
さらに、過去一年間で頭痛を経験した人のうち、月に一回以上頭痛があると答えた人の割合は76.9%。
10年前に比べて16.1%も増加している。
2012年の統計では、
日本国内の頭痛患者数は、3300万人。
4人に1人の割合。
これより、16.1倍増えてるのだから、
今は約4000万人の人が頭痛持ち?
一体、なぜこんなにも頭痛が増えているのか?
一般的に言われている頭痛の原因
医学的に、頭痛の原因として次の4つが挙げられる
❶ストレスの増加
ストレスが5年で1.7倍に増えたのか?!
❷デジタルデバイスの使用増加
スマホやパソコンの長時間しようが肩こりや首のこりを引き起こし、結果頭痛につながった。
なぜ、肩こりや首のこりが増えると頭痛になるのか?!
❸生活習慣の変化
睡眠不足や不規則な生活が、頭痛の原因になり得るとはいえ、
それだけで患者数が1.7倍も増えるのか?!
❹環境要因
気候変動や気圧の変化が片頭痛を引き起こすとも言われるが、それが急増の主要因とは考えにくい…
つまり、これらの要因だけでは、5年で1.7倍という異常な増加を説明するには不十分!
頭痛のメカニズム:『三叉神経血管説』
現在、日本の医学界では「三叉神経血管説」が頭痛のメカニズムとされている。
三叉神経は、顔の感覚を司る神経で3つに分かれている。
・眼神経(目のあたり)
・上顎神経(上顎、頬のあたり)
・下顎神経(下顎のあたり)
三叉神経が麻痺すると、
顔面の痙攣が起きたり、顔面の痛みが出たりする。
三叉神経には痛覚が非常に強くある
この三叉神経の周りには血管があり(網目状に)、この血管が拡張することで頭痛が発生すると考えられている。
三叉神経の周りを取り囲んでいる血管は、神経を養うためのもの。
そして、この血管の拡張に関わるのが、セロトニンという神経伝達物質。
・ストレスなどの影響でセロトニンが大量に放出される。
・その後、急激にセロトニンが減少する。
・すると、血管が拡張し、頭痛が発生する。
つまり、セロトニンの過剰放出が頭痛の原因だと考えられる。
三叉神経血管説というのは、何らかによって、神経から「あるもの」が出る。それはセロトニン。神経からセロトニンが出ると血管が拡張する。その時に血管がうわっと広がる。その時に、痛覚を感じるというのが、三叉神経血管説。セロトニンの過剰放出が原因。
頭痛は、セロトニンの過剰放出が原因。
なぜ日本で患者数が増えているのか?
セロトニンが過剰に放出された後、その後不足するため。
つまりは、セロトニンが不足しているから
セロトニンとは、トリプトファン(必須アミノ酸)から生成される。
トリプトファンが不足するとセロトニンも出なくなり「うつ病」の原因になる。
セロトニンとは?
セロトニンは脳内で働く神経伝達物質の一つで、感情の安定・精神の安らぎ・睡眠の質の向上などに関与している。
不足すると、鬱症状や不安感の増加、睡眠障害などが起こることがある。
トリプトファンとは?
トリプトファンは、必須アミノ酸(体内で合成できないアミノ酸)の一種で、食品から摂取する必要がある。
トリプトファンは、セロトニンを作る材料になるためセロトニンの生成には欠かせない。
セロトニンが作られる流れ
1.食事からトリプトファンを摂取
(夜になるとメラトニンに変わり、睡眠を促す)
まとめ
トリプトファンは、セロトニンを作るための材料になる必須アミノ酸
トリプトファンが不足すると、セロトニンの生成が減少し、うつ症状や不眠のリスクが高まる可能性がある。
セロトニンは、最終的にメラトニンに変化し、睡眠のリズムを整える役割を持つ。
つまりは、トリプトファンをしっかり摂取することが、精神の安定や睡眠の質の向上につながる。
東洋医学から見ると
東洋医学では、体質を
「実証(体力がある)」「虚証(体力がない)」
「熱唱(体温が高い)」「寒証(体温が低い)」の4つに分類する。
よしりんの別動画より拝借
例えば、
実証×熱証の人 →脳血管疾患が多い(よしりんは、このタイプ)
実証×寒証の人 →がんが多い
虚証×寒証の人 →うつ病や喘息が多い
熱証×虚証の人 →口腔内乾燥症などが多い
一番健康なのが、
体力があるわけでもないわけでもなく、体温が低いわけでもない、
ど真ん中の中庸の人。
頭痛が多いのは、中庸からほんのちょっとだけ上に上がっているやや実証の人
なぜ、セロトニンが過剰に放出されるのか?
セロトニンが過剰に放出される原因は、ずばり、ストレス
ノルアドレナリンの分泌が関係
ノルアドレナリンは、
「イライラや不平、不満、憤慨といった感情」が湧いた時に分泌され、視床下部を刺激することでセロトニンが大量に放出される。
これは一時的に良い影響を与えるが、その後、セロトニンが不足し補充が追いつかなくなると、脳血流が拡張し頭痛を引き起こす。
ストレスによりノルアドレナリンが分泌されると、
→セロトニンの過剰放出
→その後のセロトニン不足
→脳血管の拡張
→頭痛発生
という流れになる。
アドレナリンは、怒り、恐怖によって、分泌され、心拍数や血流を増加させ、血糖値を上げることで、”戦うか逃げるか(闘争・逃走反応)”の準備を整える。
例えば、ライオンがシマウマを見つけた時、しまうまは「食べられる!」という恐怖でアドレナリンを分泌し、心拍数や血流が増え、素早く逃げられる状態になる。一方、ライオンも「捕まえよう!」という狩猟本能によってアドレナリンが分泌され、全力で追いかける準備をする。
つまり、同じホルモンでも、状況によって逃げるためにも捕まえるためにも作用する。
頭痛対策のカギは、「セロトニン」
頭痛を防ぐためのポイントは、セロトニン
ストレスを受けると、
視床下部の縫線核(ほうせんかく)でノルアドレナリンが分泌され、
それに伴いセロトニンも大量に放出される。
しかし、その後セロトニンが不足すると補充が追いつかず、
脳血管が拡張し頭痛が発生。
セロトニンが足りなくなるわけだから、
虚証の人は「うつ症状」になりやすいのに対し、
やや実証の人は、セロトニンが不足することで「頭痛」が起こりやすくなる。
そのため、
セロトニンの材料となるトリプトファンをしっかり摂取することが重要になる。
セロトニンを安定させるために
❶セロトニンの材料となるトリプトファンを多く含む食品を摂取する
〈トリプトファンを多く含む食品〉
イワシ、カツオ、マグロ、鮭
大豆、きなこ、納豆、豆腐、味噌、醤油
玄米、十割そば
これらは日本の伝統的な食生活に多く含まれる食品
❷セロトニンの材料となるトリプトファンの吸収と代謝を阻害する食品を避ける
〈NG食品〉
トランス脂肪酸を含む食品
(ファストフード、菓子パン、マーガリンなど)
チラミンを多く含む食品
(チーズ、赤ワイン、ハム、サラミ、バナナ、トマト、アボカド、ナッツ類など)
砂糖が多い食品
(スイーツ、菓子パン、ジュースなど)
虚証の人は、セロトニン不足によって、「うつ症状」が出やすくなる。
実証の人は、セロトニン不足によって、
「頭痛」が出やすくなる。
体質によってセロトニンの影響の出方が違う。
セロトニンの変動を強くする物質(チラミン)
「チラミン」という物質が、セロトニンの変動を強め、頭痛を引き起こしやすくする。
〈チラミンを多く含む食品〉
乳製品:ブルーチーズ、パルメザンチーズなど
アルコール:赤ワイン、生ビールなど
加工肉:ハム、ソーセージ、サラミ、ベーコン、スモークサーモン、チョリソーなど
野菜・果物:アボカド(最も多い)、バナナ、トマトなど
その他:オリーブオイル、チョコレート、ココア、エナジードリンクなど
詳しくは、よしりんの動画をご覧になってください。
子どもの片頭痛